BBNが米自動車団体NASCAR担当者にインタビュー-トヨタオ Miruplusーナーズレース400で

Capitol Intelligence/BBN(ワシントンD.C.)はこのほど、4月18日にリッチモンドのサーキット場で開催されたトヨタ400オーナーズレースでアフリカ系アメリカ人とヒスパニック系の参加者が少数であることについて、米最大のモータースポーツ統括団体であるNASCAR(全米自動車競争協会) のスポークスマンに直撃インタビューした。

[NASCAR spokesman Brent S. Gambill speaks to Capitol Intelligence/BBN using CI Glass on the lack of African-American and Hispanic attendees at the Toyota 400 Owners Race at Richmond Race Track on April 18, 2021]

NASCARはかつてアメリカで最も人気のある観戦スポーツだったが、伝統的な南アメリカの拠点以外で新しいファン層を獲得できず、アフリカ系アメリカ人やその他のマイノリティグループに対する取り込みを怠ったため、人気低迷に拍車をかけた。

NASCARで唯一の競争力のあるアフリカ系アメリカ人のレース・ドライバーは、2020年7月のNASCARレースで「ブラック・ライヴズ・マター」をテーマにした搭乗したババ・ウォレス氏だ。

NASCARのアフリカ系アメリカ人に対する配慮の欠如について、気がかりなのは2021年1月6日に米国議会議事堂での暴動を主導したという極右の白人至上主義民兵グループが、NASCARのジェフリー・アーンハートが運転する車のスポンサーに支払ってきたという「オースキーパーズ」の最新ニュースレポートだ。

 

スポークスマンはまた、ジム・フランス氏が運営する、フロリダ州デイトナビーチに本拠を置くNASCARが、リバティ・メディア・グループ(本拠地はコロラド州)のフランク・マローン氏がイングルウッド氏が率いるフォーミュラワン・グループによる買収を受け入れるかどうかについても言及を避けた。

より懸念される問題は、トヨタ400のメイン・スポンサーであるトヨタ自動車の内山田竹志会長がフランス氏にトヨタの顧客基盤のより大きな一部であるアフリカ系アメリカ人をもたらすためにもっと多くのことをするように公に要求していないのかということだ。

PK Semler

Chief Executive Editor and Owner

Capitol Intelligence Group, INC -Turning Swords into Equity®